工学府応用化学専攻1年の喜多村真衣さんが日本化学会第104春季年会(2024)「学生講演賞」を受賞
2024年5月10日
工学府応用化学専攻1年の喜多村真衣さんが、2024年4月16日に日本化学会第104春季年会(2024)「学生講演賞」を受賞しました。
■受賞名
「学生講演賞」
■受賞者
喜多村 真衣（きたむら まい）さん
工学府・博士後期課程 応用化学専攻1年
滋賀県立膳所高等学校2018年卒業
指導教員：グローバルイノベーション研究院 村岡 貴博 教授
■受賞概要
●テーマ：「Development of micelles bearing thiol groups to promote oxidative protein folding under crowded environment」（ミセル形成チオール化合物による高濃度でのタンパク質フォールディング促進）
●内 容：
近年需要が高まるインスリンなどのタンパク質医薬品は、適切な立体構造へと折り畳むことで活性が発現します。しかし、現状の製造法では折り畳み効率が低い問題点があります。本研究では、通常の10倍以上高い濃度でタンパク質を効率的に折り畳む材料を開発しました。この技術はタンパク質医薬品の生産効率向上に貢献します。
●受賞日：2024年4月16日
●参加学会等：日本化学会 第104春季年会 (2024)
https://www.chemistry.or.jp/event/77-06.pdf（受賞ページ- H936-4pm-03）
https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/csj104th（大会ページ）
